こんにちは、動物看護師のももです。
雷が鳴る季節になると、
「震えて動けない」
「家具のすき間に隠れて出てこない」
「粗相をしてしまう」
などのご相談が増えます。
今回は、雷を怖がる犬猫への対処法を、ララちゃんルルくんと共にご紹介します。
雷を怖がるのは当たり前。まずは理解を
雷は人間にとってもびっくりする現象。
犬猫たちは、私たち以上に鋭い感覚を持っているので、
雷の音、光、気圧の変化などにいち早く反応します。
うちのララちゃんも雷の音がすると、そわそわして部屋の隅に行ったり、私の足元にぴったりくっついたり。

もも…ゴロゴロってなったよ…こわいの…

大丈夫だよ、ララちゃん。ここにいるからね
ルルくんはというと…

なんか空からすっごい音がするんだけど、にげばどこ!?

ルルくん、キャリーの中に毛布入れてあるよ。入ってみる?
このように、怖がる気持ちを否定せず、受け止めてあげることが第一歩です。
対処法① 安心できる避難場所を用意
雷が聞こえると逃げ場を求める子が多いので、落ち着ける場所を事前に用意しておきましょう。
我が家では、ララちゃん用にタオルで囲ったクレート、ルルくん用にはふかふか毛布の入ったキャリーを出しておきます。
対処法② 飼い主が落ち着いて接する
動物は飼い主の感情にとても敏感です。
「大丈夫だよ〜!」と普段通りに優しく声をかけたり、そっとそばにいてあげるだけでも安心してくれます。
ただし、過剰になでたり、抱っこを繰り返したりすると逆に不安が強くなる子もいるので、様子を見ながら対応しましょう。
対処法③ サプリやお薬の相談もOK
どうしても怖がりすぎてしまう子は、獣医さんに相談してみましょう。
最近は、リラックスをサポートするサプリメントや処方薬なども選択肢にあります。
**「まずは安心できる環境を整える→どうしてもダメなら相談」**をおすすめしています。
おわりに:あなたのそばにいることが、一番の安心
雷の音におびえている姿を見るのは、飼い主としても心が痛みますよね。
でも、「怖いときに頼れる人がいる」ことは、犬猫たちにとって何よりの安心です。

ゴロゴロなっても、ももちゃんがいるからがんばれる!

おやつがあると…ちょっと元気出るかも

ふたりとも、よくがんばってるね。ごほうびあげるからね♪
雷の日も、安心できるおうち時間にしていきましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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