みなさんは「胆泥症(たんでいしょう)」という病気をご存じですか?
犬の胆泥症は、胆嚢(たんのう)に泥のようにドロドロした胆汁がたまる病気です。
放置すると炎症を起こしたり、最悪の場合は胆嚢破裂を引き起こすこともあります。
胆泥症は高齢犬や肥満傾向の犬に多くみられ、最近では健康診断の超音波検査で発見されるケースが増えています。

もも〜、胆泥症ってどんな症状が出るの?

うーん、最初はあまり目立った症状が出ないんだけど、進行すると食欲が落ちたり、吐いたりすることがあるの。
お腹を触ると痛がる子もいるんだよ。
胆泥症の怖いところは、初期には無症状のことが多い点です。気づいた時には胆嚢炎や胆嚢破裂に進行している場合もあります。
胆泥症の主な原因
胆泥症にはいくつか原因が考えられています。
特に中高齢犬では、定期的な健康診断でチェックしておくことが大切です。

ぼくも胆泥症になっちゃうのかな…

ルルくんは猫だから胆泥症は犬ほど多くないけど、胆嚢の病気になる可能性はあるから気をつけようね!

そっか、気をつけて過ごすにゃ〜
どんな症状に注意すればいい?
胆泥症が進行すると、以下のような症状が見られることがあります。
こうした症状があれば、すぐに動物病院を受診しましょう。
特に急にぐったりする場合やお腹がパンパンに張っている場合は緊急です。
診断と治療
胆泥症は、主に超音波検査で診断します。
胆嚢に泥状の胆汁がたまっている様子が確認できれば、診断がつきます。
治療は状態によって異なりますが、一般的には以下の方法があります。
胆泥症は放置すると胆嚢炎や重篤な状態に進行するリスクがあるため、獣医師と相談しながら治療を進めることが大切です。
予防・管理で重要なこと
胆泥症を予防・管理するためには、以下を心がけましょう。

もも〜、健康診断頑張っていくね!

ぼくも行くにゃ〜

そうだね。早期発見早期治療できれば、快適に過ごせる期間は長くなるから、健康診断は大切だね。ララちゃん、ルルくん、健康診断頑張って受けようね♪
胆泥症は怖い病気ではありますが、早期発見・適切な治療でコントロールできる病気です。
愛犬の健康を守るため、日々の観察と健康管理を大切にしましょう。

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