こんにちは、ももブログ・にっこり絵本棚へようこそ。
今日は、猫好きさんなら「あるある〜!」と共感してしまう一冊、**『ねこの5ふんご』(ハラミチヨ さん作・絵)**をご紹介します。
いたずらは“5分”で起こる?
タイトルの「5ふんご」。
最初に手に取ったとき、私は「どんな意味なんだろう?」とワクワクしました。
ページをめくってみると、そこには元気いっぱいの猫たちが登場します。
ほんの少し目を離した“5分後”、部屋の中は大事件!
紙がビリビリに破られていたり、何かが倒れていたり…。
「えっ、たったの5分でこんなことに!?」
そう思わず声が出てしまう展開が続きます。
猫と暮らしている人なら、絶対に心当たりがあるはずです。
猫と一緒の暮らしはサプライズの連続(^^)
わが家でも、以前こんなことがありました。
洗濯物を取り込んで、ちょっとお茶を入れて戻ってきたら…カゴの中で我が物顔で寝ている猫。
しかも服はすっかり毛だらけ。
またある日は、郵便物を机に置いたままにしておいたら、封筒がバラバラに。
きっとカサカサする音が楽しかったのでしょうね。
そんなとき、「やめてよ〜!」と困りながらも、どこか笑ってしまう。
これこそ猫と暮らす人なら誰もがうなずく瞬間です。
絵本『ねこの5ふんご』には、そんな“猫あるある”がぎゅっと詰まっています。
子どもと一緒に読む楽しさ
この絵本の魅力は、大人だけでなく子どもも楽しめるところです。
文章はシンプルでリズミカル。
読み聞かせすると、猫たちの動きがより生き生きと伝わってきます。
うちの娘も「これ、うちの猫とおんなじ!」と大笑い。
子どもたちは猫の仕草を敏感にキャッチして、「どうしてこんなことしたのかな?」と想像を広げてくれます。
絵本を通じて、「ペットと暮らす楽しさ」「ちょっとした困った出来事も愛おしい」という気持ちを、自然に共有できるのが素敵だなと感じました。
絵のあたたかさに癒される
ハラミチヨさんの絵は、猫の柔らかさや気まぐれさを優しいタッチで表現しています。
とくに瞳のキラキラした感じや、いたずらっぽい表情には「まるでうちの子!」と声をあげたくなります。
背景はシンプルなのに、猫たちの動きがはっきりと浮かび上がって、想像を膨らませてくれるのです。
読むたびに違うシーンを思い出してしまうのは、この絵の力かもしれません。
『ねこの5ふんご』が伝えてくれること
この絵本を読んで感じたのは、「ほんの短い時間が思い出になる」ということです。
猫が部屋をめちゃくちゃにしてしまった5分間。
そのときは「やめてよ〜!」と思っても、後から振り返ると笑い話になり、心をあたためてくれます。
忙しい日常の中で、こうした小さなハプニングがあるからこそ、暮らしは彩られていくのだと思います。
まとめ:猫と暮らす幸せを再発見
『ねこの5ふんご』は、猫と暮らす人なら必ず「わかる!」とうなずいてしまう共感の絵本です。
そして、猫と暮らしていない人にも「猫ってこんなにおもしろいんだ」と感じてもらえるはず。
にっこり絵本棚で紹介したい理由はここにあります。
読む人みんながクスッと笑顔になり、あたたかい気持ちでページを閉じられるからです。
猫と一緒の暮らしの魅力を再発見できる一冊。
ぜひ手に取って、にゃんこと過ごす“5分間の奇跡”を味わってみてくださいね。
◉購入してご覧になりたい方はこちら♪

