「なまえのないネコ」― 優しさと居場所を探す心あたたまる絵本

みなさん、こんにちは。

今回おすすめの絵本は「なまえのないねこ」という絵本です。

あらすじや見逃さないでほしいところなど、この本の魅力をご紹介します☆

はじめに

子どもと一緒に読む絵本を探していると、かわいいだけでなく、心に残るテーマを持った作品に出会うことがあります。

今回ご紹介する 「名前のないネコ」(町田尚子・竹下文子 作) は、そんな一冊です。

大人も子どもも一緒に楽しめる内容になっています。


物語のあらすじ

この絵本の主人公は、名前のない一匹のネコ。

どこに行っても「うちの子ではない」と言われ、名前を持たないまま町をさまよいます。

ネコは「名前がないと幸せになれないのかな?」と考えながら、いろいろな場所を訪れていきます。

そして最後に出会ったのは、自分をまっすぐ見つめてくれる女の子。

その出会いが、ネコにとっての本当の居場所と名前を見つけるきっかけとなります。


絵の魅力

町田尚子さんの描くネコは、リアルさと温かさが共存しているのが特徴です。

毛並みや表情が細かく描かれていて、ページをめくるたびに「この子に触れてみたい」と思えるほど。

特に、雨の中を歩くシーンや、夕暮れの光に包まれたシーンは色彩が美しく、読みながら心がじんわりと温まります。


メッセージ性

この絵本が伝えてくれるのは、「名前」よりも大切なものがあるということ。

それは、「自分を受け入れてくれる存在がいること」や「居場所があることの安心感」です。

子どもにとっては、「人や動物との関わり方」や「やさしさの大切さ」を考えるきっかけになります。

大人が読むと、少し切なく、でも最後には希望を感じる物語として心に響きます。


ここを見逃さないで

表紙の裏に猫とその子の名前が描かれています!

その名前がとっても猫にピッタリ♪

本文にもたくさん猫が登場するのですが、名前・猫の表情・性格がすごく合っていて読んでいてクスッとなります(^ ^)


まとめ

「名前のないネコ」は、優しいストーリーと美しい絵で、読む人の心に長く残る絵本です。

プレゼントや読み聞かせ、親子で一緒に読む夜の一冊としてもぴったり。

絵本棚に一冊置いておきたい名作としておすすめです。

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