犬や猫と暮らしていると、毎日の中でふと「いつの間にか大人になったなぁ」と感じる瞬間があります。
元気いっぱいだった子も、やがてシニア期を迎える日がやってきます。
今回は、犬猫がシニア期に入る前に飼い主さんができる準備と、暮らしの工夫についてお話しします。
シニア期っていつから?
犬や猫のシニア期は、おおよそ7歳前後からといわれています。
小型犬や猫は比較的ゆるやかに年を重ねますが、大型犬は成長が早いため5〜6歳でシニアの仲間入りと考えられることも。
年齢だけでなく、日常の行動や体調の変化に気づくことが大切です。
食事の見直し
シニア期に近づいたら、フードを見直すことがおすすめです。
こうしたシニア向けフードに切り替えることで、健康維持に役立ちます。
いきなり変えるのではなく、少しずつ混ぜながら移行すると安心です。
生活環境を整える
高齢になると足腰が弱り、ちょっとした段差でも負担になります。
こうした小さな工夫が、大きな安心につながります。
特に猫ちゃんはジャンプ力が落ちるので、キャットタワーの段差を低くしたり、登りやすいステップを用意してあげると快適です。
定期的な健康チェック
若いうちは1年に1回の健康診断でも十分ですが、シニア期が近づいたら半年に1回が理想です。
血液検査やエコー検査を通して、早めに体の変化を知ることができます。
飼い主さんが「まだ大丈夫」と思っていても、獣医師から見ると「早めにケアした方が良い」というサインが見つかることもあります。
飼い主の心の準備も大切に
犬猫のシニア期は、少しずつ介護や医療のサポートが必要になる時期です。
「元気がなくなったらどうしよう…」と不安になるかもしれませんが、それ以上に「一緒に過ごせる時間をもっと大切にしよう」と思える時期でもあります。
ララちゃんやルルくんのように、毎日の散歩や窓辺での日向ぼっこが「かけがえのない時間」になります。
まとめ
犬猫がシニア期に入る前にできることは、
この4つです。
シニア期は「衰え」ではなく「新しい暮らし方のスタート」。
準備をすることで、犬猫も飼い主さんも安心して過ごせます。
どうか大切な家族と、これからもほっこりとした毎日を楽しんでくださいね。
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