こんにちは、ももブログです。
今日は「柴犬に多い」と言われる犬のアトピーについてお話しします。
おうちの子がかゆそうにしていると、見ているこちらまでつらくなりますよね。
「もしかしてアトピー?」と心配になる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
犬のアトピーとは?

犬のアトピーとは、皮膚がアレルギー反応を起こしてしまう体質のこと。
本来は体を守るための免疫が、ホコリ・花粉・カビなどに過剰に反応してしまい、かゆみや赤み、皮膚の炎症が起こります。
特に柴犬、フレンチブルドッグ、レトリバーなどはアトピー体質が多いといわれています。
日本の気候(湿気が多く、ダニが繁殖しやすい環境)も関係しています。
アトピーの主な症状

アトピーの犬に見られる代表的な症状は次のとおりです👇
症状は季節によって変化し、梅雨〜夏に悪化する子も多いです。
長引くかゆみはストレスにもつながるので、早めの対応が大切です。
食べ物が原因?それとも環境?

アトピーの原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なって起こると考えられています。
◉食べ物(フード)による影響
食物アレルギーを持つ子は、体の中の炎症反応が起きやすくなり、アトピーを悪化させることがあります。
ただし「アトピー=食物アレルギー」ではありません。
食べ物が関係しているかどうかは、獣医師の指導で除去食試験を行うと分かりやすいです。
「除去食試験(じょきょしょくしけん)」とは・・・
食べ物がアトピーやかゆみの原因になっているかを調べる方法です。やり方はとてもシンプルで、特定のアレルギー源を含まないフードを一定期間だけ与え、皮膚の状態の変化を見るというもの。
一般的には、8〜12週間ほど続けて行い、症状が落ち着くかどうかを観察します。もし改善が見られた場合は、その後に少しずつ以前のフードを戻し、
再び症状が出るかどうかをチェックして原因を特定します。自己判断で行うのは難しいので、獣医師の指導のもとで行うのが安心です。
また、試験中はおやつや他の食べ物も控えることが大切です。
◉環境による影響
一番多いのが、環境中のアレルゲン(ダニ・花粉・カビなど)。
布団・カーペット・ソファなどに潜むハウスダストやダニが原因になることも多く、定期的なお掃除や換気が予防につながります。
おうちでできるアトピー対策

アトピーは完治が難しい病気ですが、日々のケアで症状をコントロールすることができます。
皮膚のバリアを守ることが何より大切。
「かゆい→なめる→悪化する」の悪循環を防ぐことがポイントです。
◉お薬やサプリメントは動物病院で診察後、おうちの子に合ったものを処方してもらいましょう
◉空気清浄機で空気をきれいに♪
柴犬と上手につき合うために

柴犬は皮膚がやや敏感で、季節の変化にも影響を受けやすい犬種です。
でも、毎日のケアで少しずつ「かゆくない日」を増やすことはできます。
アトピーの治療は、薬・シャンプー・サプリ・食事管理などを組み合わせながら、その子に合った方法を探していくことが大切です。
焦らず、ゆっくり見守っていきましょう。
まとめ

愛犬がかゆみから解放されて、のんびり過ごせる毎日になりますように🐾
ももブログでは、これからも「おうちでできるペットケア」についてわかりやすくお届けしていきます。

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