ワンちゃんの咳が続くときに知っておきたい5つのポイント


「最近、うちのワンちゃんがコンコン咳をするんだけど、大丈夫かな…」

そんな不安を抱く飼い主さんは多いものです。

咳は体が何かを知らせてくれる大切なサイン。

ここでは動物看護師のももが、ワンちゃんの咳が続くときに知っておきたいポイントを、やさしくお伝えします。

もも
もも

ララちゃん、昨日の夜ちょっと咳をしてたね。大丈夫?

ララちゃん
ララちゃん

大丈夫!ちょっとむせちゃっただけだよ〜

もも
もも

大丈夫ならよかった〜

咳は病気のサインかもしれないから、咳が続くときは早めにチェックするのが安心!

ララちゃん、咳が続くようなら教えてね!

ララちゃん
ララちゃん

わかったワン!

ポイント① 咳のタイプを見分ける

ワンちゃんの咳といっても、音や出方はいろいろです。

「コンコン」と乾いたような咳、「ケホケホ」と痰が絡んだような咳、「ブーブー」と逆くしゃみのような音…。

タイプによって考えられる原因が違うため、まずはどんな咳かを観察してみましょう。

  • どんな音?(乾いた・湿った・逆くしゃみ風)
  • いつ起きる?(朝だけ・夜だけ・運動後など)
  • どれくらい続いている?(数日・数週間)

記録や動画を撮っておくと、動物病院での診察にとても役立ちます。


ポイント②:よくある原因を知っておく

咳の原因は本当にさまざまです。代表的なものを知っておくと、受診時に説明しやすくなります。

  • 感染症:犬風邪・気管支炎・ケンネルコフなど。若い犬や他の犬と接触した後に出やすいです。
  • 心臓病:特に中高齢の小型犬に多い僧帽弁閉鎖不全症では、夜や運動後に咳が目立つことがあります。
  • 気管虚脱:首輪を引っ張ったり興奮したときに「ガーガー」と音を立てるような咳。
  • アレルギーや異物:ハウスダスト、花粉、食べ物の誤飲などが原因になることも。
ララちゃん
ララちゃん

原因は一つじゃないんだね

もも
もも

そうなの、だから早めに診てもらうことが大切なんだよね


ポイント③おうちでできる観察とケアを知っておく

ワンちゃんの咳が気になる時、おうちでこんなことに気をつけtみましょう。

  • 安静にする:無理に散歩させず、興奮を避ける
  • 環境清掃:部屋を清潔にする
  • 室温・湿度の管理:乾燥していると咳が悪化しやすいので加湿する
  • 首回りに注意:ハーネスに切り替えるなど、気管への負担を減らす
  • 記録を残す:咳の回数・時間帯・状況を書き留める

※原因によって対処は変わるので早めに動物病院で診てもらうのが1番安心です!

⚠️自己判断で薬を与えるのはNGです。人間用の咳止めや市販薬は危険です。

ポイント④すぐに動物病院に行くべきポイントを知っておく

次のような症状がある場合は、できるだけ早く動物病院を受診しましょう。

  • 咳が数日以上続く・悪化している
  • 呼吸が苦しそう(開口呼吸、舌の色が紫っぽい)
  • 元気・食欲がない、ぐったりしている
  • 血や泡を吐くような咳がある

診察時には、「どんな咳がいつからどのくらい続いているか」を具体的に伝えると、獣医師が診断しやすくなります。


ポイント⑤早めの対応が一番安心!

咳は体からのサインです。

早めに対応することで、大きな病気を防げることがあります。

ワンちゃんの様子をよく見てあげるようにしましょう。


まとめ

  • 咳のタイプ・回数・状況を観察して記録する
  • よくある原因(感染症・心臓病・気管虚脱など)を知っておく
  • おうちでできるケア(安静・室温管理・ハーネス利用など)を試す
  • 心配な症状があるときは早めに動物病院へ
  • 普段からちょっとした変化に気づいてあげることが健康管理の第一歩

今回の記事が、あなたとワンちゃんの毎日に少しでも役立ちますように(^ ^)

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