犬への投薬のコツと工夫

愛犬が病気になったとき、薬を飲ませるのって本当に大変ですよね。

「気づいたら床にペッとされてた」「苦い薬を舌に当ててイヤな顔をされた」そんな経験、ありませんか?

でも、ちょっとした“プロの視点”を取り入れるだけで、スムーズにいくこともあるんです。

今回は、「犬への投薬のコツ」についてお伝えしたいと思います。

 コツ①:薬は「ごほうび」に包むべし!

まず基本!薬=イヤなものではなく、**“ごほうびの一部”**として認識させるのが第一歩。

  • おすすめの包みもの
    • ささみペースト(チュールタイプ)
    • ピルポケット(市販の投薬補助おやつ)
    • チーズやバター(少量ならOK)
    • 犬用ミートボール

☆ポイント☆

「最初は“偽おやつ”を1~2個あげて安心させ、3つ目に薬入りを混ぜる」と、バレにくいです!

 コツ②:口を開けずに“薬を飲ませる方法”もある!

犬に直接口を開けさせるのは、難しい子もいますよね。

そんなときは…

  • 錠剤は粉にして(※必ず獣医師に確認)、ウェットフードに混ぜる
  • カプセルや苦い薬はピルクラッシャーで細かくして包む
  • 無理に口を開けず、食べ物に「仕込む」方法が◎

☆ポイント☆

「薬はなるべく手早く!」不安そうな様子が伝わると、犬も敏感に反応してしまいます。

 コツ③:失敗しても叱らない。次に活かそう!

投薬に失敗すると、「飲ませないと治らないのに…」とつい焦ってしまいがち。でも、叱ってしまうと次からもっと嫌がることに。

  • 失敗したら薬をいったん下げて、少し時間をあけましょう
  • 投薬後は必ず褒める&大好きなおやつタイムに

☆ポイント☆

「投薬=嫌なこと」ではなく「投薬=いいことがある!」と感じてもらうことが何より大切です。

 コツ④:どうしても無理なら“プロ”の手も借りてOK!

どうしても飲ませられない場合は、無理せず動物病院に相談を。

病院では、注射や液剤での代替もできることがあります。

 まとめ:投薬は“飼い主さんの気持ちの余裕”がカギ!

  • ごほうび作戦で「ごまかし投薬」
  • 急がず焦らず、慣れてもらう
  • 愛犬の様子に合わせて臨機応変に

そして何より、失敗しても自分を責めないでください。

犬にとっても、飼い主さんが落ち着いていることが一番の安心です。

この記事が、愛犬とのお薬タイムを少しでもラクにするヒントになれば嬉しいです。

また次回も、看護師ならではの視点で“犬との暮らし”をサポートしていきます!

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