こんにちは、ももです♪
もうすぐ年末年始。
街がワクワクした雰囲気になる一方で、実はワンちゃん・ネコちゃんにとっては “いつもと違う環境” が増える時期です。
慌ただしくなる年末年始は、ペットのトラブルがぐっと増える季節でもあります。
毎年、動物病院には、
「誤食しちゃいました…」
「来客が多くてストレスで体調を崩しました」
「寒さで関節が痛そうです」
そんな相談がとても多くなります。
今回は、年末年始に犬と猫が安心して過ごすために気をつけたい7つのことを、飼い主さんが今日からできる対策と一緒にまとめました。
家族みんなが笑顔で新年を迎えられますように(^ ^)
おせち料理・お餅などの【誤食に注意】

年末年始にいちばん多いのが「誤食」。
おせち料理には、犬猫にとって危険な食材がとても多いです。
特にお餅は喉に詰まりやすく、少量でも大きな事故につながるため絶対にNGです。
対策
・食卓に出ている食べ物をペットの届く位置に置かない
・来客が小皿を置きっぱなしにしないよう声かけ
・ゴミ箱はフタ付きに
誤食は「ちょっと置いていただけ」で起こります。
家族みんなで守りましょう✨
来客や帰省による【ストレス】

普段は静かな家でも、年末年始だけ来客が増えることがありますよね。
人が苦手な子はもちろん、いつもは平気な子でも、突然の環境変化でストレスを抱えることがあります。
よくあるサイン
対策
・静かな別室を「安心スペース」に
・お気に入りの毛布やベッドを置く
・無理に抱っこさせない
・帰省中は環境をできるだけ変えない
年末年始は「無理に慣れさせようとしない」が大切です💛
暖房器具と乾燥による【健康トラブル】

冬は暖房が欠かせませんが、
乾燥しすぎ・温度差が大きすぎる環境は犬猫にも負担になります。
また、ストーブやヒーターの近づきすぎによる火傷にも注意です。
対策
・部屋の湿度40〜60%をキープ
・ベッドは冷気の当たらない場所に
・暖房器具のそばに柵を置く
・シニアはふわふわのあったかベッドを
冬は「暖める+乾燥しない」が大切です✨
大掃除中の【脱走・事故】

大掃除で窓を開けたり、玄関を出入りする回数が増えたりします。
普段は脱走しない子でも、環境が落ち着かずちょっとした隙に外へ出てしまうことがあります。
対策
・窓を開けるときは必ず確認
・玄関は「開けるよー!」と声をかける習慣
・来客へも「脱走注意」を共有
また、掃除道具の漂白剤・洗剤の誤飲も多いので要注意です。
帰省・旅行による【移動ストレス】

長時間の車移動は犬猫にとって負担になることがあります。
対策
・キャリーの中にいつもの毛布
・短時間の移動で慣らしておく
・車内の温度を一定に
・休憩はこまめに
とくに猫ちゃんは環境変化が苦手なため、
「預ける方が安心」なケースもあります。
正月飾り・植物の【誤飲】

しめ縄・南天・松など、正月飾りには犬猫にとって有害になるものがあります。
噛んだだけでも嘔吐や下痢を起こすことも。
対策
・飾りは高い位置に
・落ちた飾りはすぐ回収
・観葉植物にも注意(ユリ・ポインセチアなどNG植物多い)
特にユリは猫にとって命に関わる中毒を起こすので絶対に触れさせないようにしましょう。
年末年始は動物病院が【休診】

「もしもの時に病院が開いていない」という不安もありますよね。
実際、年末年始は急患が増える時期でもあります。
対策
・休診日を事前に確認
・夜間救急の番号をメモ
・持病のある子は薬の予備を用意
・嘔吐が続く・元気がないなど異変は早めに相談
安心して過ごすためにも、早めの準備が大切です。
まとめ

年末年始は家族にとって特別な時間。
でも、犬猫にとっては「いつもと違うことが増える季節」でもあります。
これらを少し意識するだけで、ペットの安全がグッと守られます。
ララちゃん・ルルくん、そしてみなさんのおうちの大切な子たちが、
安心してあたたかいお正月を迎えられますように(^ ^)


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