猫は夜行性じゃない!?薄明薄暮性の習性と夜の大運動会対策


「また明け方のまだ暗い時間にドタバタ…!うちの猫ちゃんは夜行性だから仕方ないのかな?」

そんな風に思ったことはありませんか?

実は、猫は「夜行性」ではなく 薄明薄暮性(はくめいはくぼせい) の動物。

つまり、夜ではなく「朝夕の薄暗い時間帯」に一番活発になる性質を持っています。

今回はネコちゃんの習性を解説しながら、飼い主さんを悩ませる「夜中の大運動会」や「夜鳴き」への対策をご紹介します。


猫は夜行性じゃない?「薄明薄暮性」とは

猫は野生時代、朝方や夕方に活動して獲物を狩っていました。

昼間は暑すぎるし、真夜中は危険も多い…。だから薄暗い時間に動くのが一番都合よかったんです。

その名残が、今の家庭猫にも残っています。

「夜行性だから夜に走り回る」というよりは、朝方と夕方の時間帯にエネルギーが爆発しやすいというのが正解。


ルルくんのひとこと

ルルくん
ルルくん

ボクたち、夜行性って言われるけど、ほんとは“薄明薄暮性”なんだよ。夕方と朝方にハッスルするのが本能なんだにゃ!

ララちゃん
ララちゃん

へぇ〜!だから朝にルルくんが走り回ってるんだね!

いつもびっくりしちゃうよ!

どうして夜に大運動会が起こるの?

飼い主さんが「夜」と感じる時間帯でも、猫にとっては「活動のゴールデンタイム」だったりします。

  • 夕方から夜にかけて
  • 明け方のまだ暗い時間

このあたりは猫が「狩りモード」に入りやすい時間帯。

しかも、おうち猫は日中寝ていることが多いため、夜にエネルギーが余って一気に発散されるのです。


よくある飼い主さんの困りごと

  • 「寝室で寝ていたら、廊下をダッシュして大騒ぎ…」
  • 「夜中にニャーニャー鳴かれて眠れない」
  • 「朝5時にごはんコールで起こされる」

…どれも“猫あるある”ですよね。


夜の大運動会・夜鳴きへの対策

では、どうすれば人も猫も快適に過ごせるのでしょうか?

ポイントは「猫の本能を満たす工夫」と「生活リズムの調整」です。


1. 日中にしっかり遊ばせる

猫じゃらしや追いかけっこなど、狩りごっこ遊びを取り入れましょう。

15〜20分でも運動できれば夜のエネルギー発散につながります。

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2. 寝る前の“ひと狩り”タイム

人が寝る前に遊び → ごはんをあげる → その後に眠る流れを作ると◎。

狩り→食事→休息という猫の本能的サイクルを再現できます。

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3. ごはんは自動給餌器を活用

「早朝のごはん要求で起こされる…」という悩みには、自動給餌器が便利。

飼い主が起きる時間と関係なく、猫が決まった時間に食べられるので夜鳴き軽減に役立ちます。

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4. 環境を整える

おうちの人が睡眠不足で困っている場合は、しっかり眠れる環境を作りましょう♪

  • 爪とぎやキャットタワーを設置し、発散できる場を作る
  • 夜は寝室に入れないようにする
  • 静かな音楽で人の睡眠環境を守る

※成長に伴い行動が落ち着くこともあります。おうちの子の様子を見守りながら、その時に必要な対策を取ってあげましょう♪

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会話でほっこりシーン

ある夜のこと。
ララちゃんがウトウトしていると、廊下からドタドタドタッ!と足音が。

ララちゃん
ララちゃん

わぁ!またルルくんが大運動会してる!

もも
もも

ルルくん、朝はまだだよ〜。静かにしてくれる〜?

ルルくん
ルルくん

にゃっ!ボクは今が狩りの時間なんだにゃ!

…そんなやりとりに笑ってしまいながらも、やっぱり睡眠不足はつらいもの。

工夫を取り入れて、人も猫も快適に暮らせるのが一番です。


まとめ:習性を理解して、夜も安心!

  • 猫は夜行性ではなく 薄明薄暮性
  • 夜や明け方に元気なのは本能の名残
  • 日中の遊び、ごはんのタイミング、環境調整で改善できる

ネコちゃんの習性を知ることで、夜の大運動会や夜鳴きも「仕方ない」だけで終わらず、対策が見えてきます。


ももからひとこと

もも
もも

ネコちゃんの本能を理解して、寄り添った工夫を取り入れれば、飼い主さんも安心して眠れます♪元気いっぱいなネコちゃんと、もっと楽しく幸せに暮らしていきましょう(^^)

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