おうちの子、たくさん水を飲んでいませんか?
「最近、水の減りが早いなぁ」と感じたら、もしかしたらそれは体からのSOSかもしれません。
ワンちゃんがよく水を飲む理由と、その背後にある病気についてわかりやすく解説します。
正常な水分摂取量の目安は?
水をよく飲むときに疑うべき病気
疑われる病気 | 主な症状 | 補足 |
慢性腎臓病 | 多飲・多尿、体重減少、食欲不振、嘔吐 | シニア犬に多い。腎臓が水分を再吸収できず、おしっこが薄くなる |
糖尿病 | 多飲多尿、体重減、食欲増加 | 血糖値が高くなり、尿と一緒に水分も失われる |
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症) | 多飲・多尿・多食、腹部膨満、脱毛 | ホルモンバランスの異常。中高齢の犬に多い |
子宮蓄膿症(未避妊メス) | 多飲・元気消失・膿のような膣分泌物 | 命に関わる。発熱や嘔吐が出ることも |
高カルシウム血症 | 多飲・元気消失 | 腫瘍性疾患(リンパ腫など)や中毒が原因になることも |
気をつけて見てほしいチェックポイント
受診の目安と病院での検査
「ただの水の飲みすぎ」で済ませず、以下のようなときは早めに病院へ!
たくさんの病気が考えられるため、病院での主な検査項目も多くなります。
おわりに
おうちの子が「お水をよく飲む」と感じたらすぐ受診しましょう。
場合によっては命に関わる病気のことがあります。
おうちの子がこれからも健康で幸せに過ごせるよう、ぜひ今日から飲水量チェックを始めましょう。
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