愛玩動物看護師国家試験では、知識を覚えているだけではなく、問題文を正確に読み取り、似た選択肢を見分ける力も大切です。
「知っていたのに間違えた…」
「似た言葉と勘違いした!」
そんな経験はありませんか?
今回は、国家試験対策として間違えやすい・混同しやすいポイントを中心にした5択問題を10問用意しました。
選択肢を最後までよく読んで挑戦してみてください。
それではスタートです!
5択問題10問スタート!

第1問
犬の永久歯の本数として正しいものはどれか。
① 28本
② 30本
③ 32本
④ 42本
⑤ 44本
正解:④ 42本
プチ解説:
犬の永久歯は42本です。
乳歯は28本なので混同しないようにしましょう。
「犬の乳歯=28本」「犬の永久歯=42本」とセットで覚えておくと安心です。
第2問
血糖値を低下させる作用をもつホルモンはどれか。
① グルカゴン
② インスリン
③ コルチゾール
④ アドレナリン
⑤ 成長ホルモン
正解:② インスリン
プチ解説:
インスリンは膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌され、血糖値を低下させる働きをもちます。
一方、グルカゴンなどには血糖値を上昇させる作用があります。
「血糖値を上げるのか、下げるのか」を問題文でしっかり確認しましょう。
第3問
ミトコンドリアの主な働きとして最も適切なものはどれか。
① タンパク質の合成
② 細胞内の物質の消化
③ ATPの産生
④ 遺伝情報の転写のみを行う
⑤ 細胞分裂時に紡錘糸を形成する
正解:③ ATPの産生
プチ解説:
ミトコンドリアは、細胞が活動するために必要なエネルギーであるATPの産生に重要な役割を果たします。
「エネルギー産生=ミトコンドリア」と覚えておきましょう。
第4問
狂犬病ウイルスが属するウイルス科はどれか。
① パルボウイルス科
② コロナウイルス科
③ ヘルペスウイルス科
④ ラブドウイルス科
⑤ レトロウイルス科
正解:④ ラブドウイルス科
プチ解説:
狂犬病ウイルスはラブドウイルス科に属するRNAウイルスです。
特徴的な弾丸状の形態をもちます。
感染症では、病気の名前だけでなく、原因となるウイルスがどのウイルス科に属するのかも整理しておきましょう。
第5問
眼球運動に関与しない脳神経はどれか。
① 動眼神経
② 滑車神経
③ 外転神経
④ 視神経
⑤ いずれも眼球運動に関与する
正解:④ 視神経
プチ解説:
眼球運動に関与する脳神経は、動眼神経(第Ⅲ脳神経)、滑車神経(第Ⅳ脳神経)、外転神経(第Ⅵ脳神経)です。
視神経(第Ⅱ脳神経)は、視覚情報を脳へ伝える感覚神経です。
「目に関係する神経=すべて眼球を動かす」と考えないように注意しましょう。
第6問
寄生虫感染やアレルギー反応に関与する白血球はどれか。
① 好中球
② 赤血球
③ リンパ球
④ 血小板
⑤ 好酸球
正解:⑤ 好酸球
プチ解説:
好酸球は、寄生虫に対する生体防御やアレルギー反応に関与する白血球です。
特に寄生虫感染やアレルギー性疾患などで増加することがあります。
一方、好中球は主に細菌などに対する貪食・殺菌に関与します。
「好酸球=寄生虫・アレルギー」は覚えておきたいポイントです。
第7問
網膜に存在し、色の識別に主に関与する視細胞はどれか。
① 桿体細胞
② 錐体細胞
③ 双極細胞
④ 神経節細胞
⑤ 水平細胞
正解:② 錐体細胞
プチ解説:
網膜の視細胞には、桿体細胞と錐体細胞があります。
錐体細胞は、明るい場所での視覚や色の識別に主に関与します。
一方、桿体細胞は暗い場所での視覚に重要です。
「明るい・色=錐体」「暗い=桿体」と整理すると覚えやすくなります。
第8問
抗体を産生する細胞はどれか。
① 好中球
② 肥満細胞
③ 形質細胞
④ 血小板
⑤ 赤血球
正解:③ 形質細胞
プチ解説:
Bリンパ球が抗原刺激を受けて分化した形質細胞が抗体を産生します。
「Bリンパ球」と答えたくなるところですが、実際に抗体を分泌する細胞は形質細胞です。
ここは間違えやすいポイントなので注意しましょう。
第9問
一次止血で中心的な役割を果たすものはどれか。
① 血小板
② アルブミン
③ 赤血球
④ ヘモグロビン
⑤ 好酸球
正解:① 血小板
プチ解説:
一次止血では、血管が損傷すると血小板が粘着・凝集し、血小板血栓を形成します。
その後、凝固因子が関与する二次止血によって、より強固な止血が行われます。
「一次止血=血小板」は覚えておきたいポイントです。
第10問
モルモットの体細胞における染色体数として正しいものはどれか。
① 32本
② 38本
③ 42本
④ 46本
⑤ 64本
正解:⑤ 64本
プチ解説:
モルモットの体細胞の染色体数は64本(2n=64)です。
犬:78本
猫:38本
モルモット:64本
ヒト:46本
数字を入れ替えた選択肢が出ると迷いやすいため、代表的な動物はセットで覚えておきましょう。
まとめ

何問正解できましたか?
今回は、愛玩動物看護師国家試験で知っているつもりでも間違えやすい“ひっかけポイント”を中心に10問出題しました。
歯の本数、ホルモンの働き、細胞小器官、ウイルスの分類、脳神経、白血球の働き、網膜の視細胞、免疫、止血、動物種ごとの染色体数などは、似た用語や数字が選択肢に並ぶと迷いやすいところです。
国試では正解だけを丸暗記するのではなく、「なぜ他の選択肢は違うのか」まで確認することが大切です。
10問正解できた方はすごいです!
間違えた問題があった方は、その問題こそが今日の復習ポイントです。
今間違えたところを覚え直しておけば、本番での得点につながります。
焦らず、ひとつずつ知識を積み重ねていきましょう。
次回の国試対策もお楽しみに!
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