愛玩動物看護師国家試験の勉強をしていて、
「計算問題が出てくると苦手…」
「公式は覚えたけど、どの数字を使えばいいの?」
「途中で単位が分からなくなる!」
と感じることはありませんか?
計算問題は、基本となる公式と単位を整理しておけば、落ち着いて解けるようになります。
この記事では、愛玩動物看護師国家試験対策として覚えておきたい計算問題を、公式・解き方・例題と一緒に分かりやすくまとめます🐶🐱
※この記事の問題は国家試験の過去問題を転載したものではなく、学習用に作成したオリジナル問題です。
① 薬用量の計算

まず覚えておきたいのが、体重から必要な薬の量を求める計算です。
覚えておきたい公式
必要な薬物量 = 体重(kg)× 投与量(mg/kg)
例題
体重8kgの犬に、5mg/kgの薬剤を投与します。
必要な薬物量は何mgでしょうか?
解き方
8kg × 5mg/kg = 40mg
正解
40mg
💡ポイント
「mg/kg」は「体重1kgあたり何mg必要か」という意味です。
② 薬液量の計算

必要な薬物量が分かったら、実際に何mL投与するのかを求める問題です。
覚えておきたい公式
薬液量(mL)= 必要な薬物量(mg)÷ 薬剤濃度(mg/mL)
例題
必要な薬物量が40mgです。
薬剤の濃度が20mg/mLの場合、何mL投与すればよいでしょうか?
解き方
40mg ÷ 20mg/mL = 2mL
正解
2mL
③ 輸液量の計算

輸液量の計算も、動物看護では大切です。
例題
体重10kgの犬に、1日50mL/kgの輸液を行うとします。
1日に必要な輸液量は何mLでしょうか?
解き方
10kg × 50mL/kg
= 500mL
正解
500mL/日
💡ポイント
まずは「体重1kgあたりの量 × 体重」と考えると分かりやすくなります。
④ 1時間あたりの輸液量

1日に投与する輸液量から、1時間あたりの量を求めてみましょう。
例題
1日の輸液量が480mLの場合、24時間で均等に投与すると1時間あたり何mLでしょうか?
解き方
480mL ÷ 24時間
= 20mL/時間
正解
20mL/時間
⑤ 滴下数の計算

輸液セットを使用する場合は、1分間に何滴落とすのかを計算することがあります。
覚えておきたい考え方
1分間の滴下数 = 総輸液量(mL)× 1mLあたりの滴数 ÷ 投与時間(分)
例題
120mLの輸液を2時間で投与します。
1mL=20滴の輸液セットを使用する場合、1分間の滴下数はいくつでしょうか?
解き方
まず2時間を分に直します。
2時間 = 120分
120mL × 20滴 ÷ 120分
= 20滴/分
正解
20滴/分
💡ポイント
「時間」をそのまま使わず、分に直すのを忘れないようにしましょう。
⑥ 濃度(%)の計算

%濃度の問題では、
1% = 1g/100mL
という基本を押さえておきましょう。
例題
5%溶液100mLには、溶質が何g含まれているでしょうか?
解き方
5%とは、
100mL中に5g
という意味です。
正解
5g
⑦ mgとgの単位換算

計算問題では、単位換算のミスにも注意が必要です。
必ず覚えておこう
1g = 1,000mg
1mg = 0.001g
例題
0.5gは何mgでしょうか?
解き方
0.5 × 1,000
= 500mg
正解
500mg
⑧ mLとLの単位換算

こちらも基本です。
1L = 1,000mL
例題
1.5Lは何mLでしょうか?
解き方
1.5 × 1,000
= 1,500mL
正解
1,500mL
⑨ kcalを使ったエネルギー計算

栄養管理では、エネルギー量を計算する問題にも備えておきましょう。
例題
100gあたり400kcalのフードがあります。
このフードを50g与えた場合、摂取エネルギーは何kcalでしょうか?
解き方
400kcal × 50g ÷ 100g
= 200kcal
正解
200kcal
⑩ RER(安静時エネルギー要求量)

栄養管理で覚えておきたい計算のひとつがRERです。
体重が2~45kg程度の場合、簡易式として
RER(kcal/日)= 30 × 体重(kg)+70
を用いることがあります。
例題
体重5kgの犬のRERを簡易式で求めてみましょう。
解き方
30 × 5 + 70
= 150 + 70
= 220kcal/日
正解
220kcal/日
計算問題で間違えないための3つのポイント

計算問題では、計算そのものよりも「単位」で間違えてしまうことがあります。
特に意識したいのは、
の違いです。
問題文を読んだら、いきなり計算するのではなく、最初に単位を確認する習慣をつけておきましょう。
まとめ

愛玩動物看護師国家試験の計算問題は、基本となる考え方を理解して繰り返し練習することが大切です。
特に、
薬用量
薬液量
輸液量
滴下数
濃度
単位換算
エネルギー量
は、公式と単位をセットで整理しておきましょう。
最初は難しく感じても、
「何を求める問題なのか」
「どの単位にそろえるのか」
を一つずつ確認すると、計算しやすくなります。
公式を丸暗記するだけではなく、実際に数字を当てはめながら練習してみてくださいね🐶🐱
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