ハムスターのケージを準備するとき、
「床材って何cmくらい敷けばいいの?」
「たくさん入れたほうがいい?」
「汚れたら全部交換するの?」
と迷うことはありませんか?
ハムスターにとって床材は、ただケージの底に敷くものではありません。
潜る・巣を作る・トンネルを掘る・安心して眠るなど、ハムスターらしい行動をするための大切なものです。
今回は、ハムスターの床材の適切な厚さや、床材を深くする理由、交換頻度、選び方についてわかりやすく解説します。
ハムスターの床材は何cm敷けばいい?

ハムスターの床材は、20〜25cm以上をひとつの目安にして、できるだけ深く敷いてあげるのがおすすめです。
海外の動物福祉団体では、ハムスターが穴を掘って生活できるよう、20cm以上、あるいは25cm以上の深い床材を推奨しています。
「そんなに入れるの?」と思うかもしれませんが、ハムスターはもともと穴を掘って暮らす動物です。
床材が十分にあると、
といった自然な行動を楽しめます。
ケージ全体を同じ深さにしなくてもOK
ケージの形や回し車の大きさによっては、全面に20〜25cm以上の床材を入れるのが難しいこともあります。
その場合は、ケージの一部に床材をたっぷり入れた「深掘りエリア」を作る方法もあります。
回し車や給水器などを設置する場所は低めにして、反対側を深くするなど、飼育環境に合わせて工夫してみましょう。
どうしてハムスターには深い床材が必要なの?

本能的に穴を掘る動物だから
野生のハムスターは地面に巣穴を掘って生活しています。
ペットとして暮らしていても、床材を掘ったり潜ったりする行動は残っています。
床材をたっぷり入れると、一生懸命掘って自分だけのトンネルを作ることもあります。
安心して休める場所になる
ハムスターは狭く暗い場所を寝床として利用します。
床材の中に潜って巣を作ることで、周囲から隠れて安心して休むことができます。
巣箱だけでなく、自分で寝床を作れる環境を用意してあげることも大切です。
運動や刺激にもなる
床材を掘ったり運んだりすることも、ハムスターにとって大切な活動のひとつです。
回し車だけではなく、「掘る」という行動ができる環境を作ることで、毎日の生活に刺激を増やせます。
床材は「深さ」だけでなく種類も大切

床材なら何でもたくさん入れればいい、というわけではありません。
ハムスターが毎日触れるものなので、素材選びも大切です。
紙製の床材
初心者さんにも使いやすいのが、紙を原料にした床材です。
やわらかく、吸水性の高い商品も多く販売されています。
できるだけ低粉じん・無香料のものを選びましょう。
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ふんわりとした紙製の床材で、ハムスターのケージにも使いやすいアイテムです✨
ホワイトカラーなので、おしっこなどの汚れを見つけやすく、毎日の健康チェックや部分掃除がしやすいのも嬉しいポイント。
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木製の床材
木を原料とした床材も、ハムスター用として多く販売されています。
吸湿性があり、比較的手に入りやすいのが特徴です。
商品によって木の種類や粉じんの量が異なるため、ハムスター用として販売されている低粉じんタイプを選ぶとよいでしょう。
また、木製床材だけでは掘ったトンネルが崩れやすい場合があります。紙製床材などと組み合わせることで、潜ったり巣穴を作ったりしやすい環境にできます。
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吸湿性があり、ふんわり敷きやすいので、毎日の飼育環境づくりに使いやすいのがポイント。
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避けたい床材もある
ふわふわした綿状の巣材は、一見暖かそうに見えます。
しかし、手足に絡まったり、飲み込んだ場合に問題を起こしたりする可能性があるため、使用は避けたほうが安心です。
香りの強い床材や、粉じんの多い素材にも注意しましょう。
床材を入れるときのポイント

軽く押さえて崩れにくくする
床材をふんわり入れるだけでは、ハムスターが穴を掘ってもすぐに崩れてしまうことがあります。
床材を入れながら手で軽く押さえて層を作ると、トンネルを作りやすくなります。
ただし、カチカチに押し固める必要はありません。
牧草などを少量混ぜる方法も
床材の種類によっては、柔らかい牧草などを組み合わせることで、掘った場所の形を維持しやすくなることがあります。
ハムスターが自分で床材を運びながら巣を作る姿を観察するのも楽しいですよ。
ハムスターの床材はどのくらいの頻度で交換する?

床材を深くすると、
「全部交換するのが大変そう……」
と思うかもしれません。
でも、毎回すべての床材を交換する必要はありません。
汚れた部分はこまめに掃除
おしっこで濡れた床材や、傷みやすい食べ物の残りなどは、見つけたら取り除きましょう。
トイレの場所が決まっている子なら、その周辺を中心に掃除すると管理しやすくなります。
全体の掃除は月1〜2回程度がひとつの目安
ケージ全体の掃除は、月1〜2回程度をひとつの目安にします。
ただし、
などによって変わります。
「○日に1回」と決めるより、毎日状態を確認することが大切です。
床材を全部新品にしないほうがいいの?

大掃除のたびに、きれいな新品の床材だけにしたくなるかもしれません。
しかし、ハムスターは自分のにおいが残っている環境で安心することがあります。
汚れていない古い床材を少し残して、新しい床材に混ぜてあげる方法があります。
清潔にすることと、安心できるにおいを残すことのバランスを意識しましょう。
もちろん、床材全体がひどく汚れている場合などは、衛生状態を優先してください。
床材が少なすぎるとどうなる?

床材が数cmしかない環境では、ハムスターが十分に潜ったりトンネルを作ったりすることが難しくなります。
「巣箱があるから床材は薄くても大丈夫」と考えず、掘ることができる環境そのものを用意することがポイントです。
深い床材を入れてみると、今まで見られなかった行動を見せてくれるかもしれません。
床材を深くするときの注意点

床材を増やすときは、ケージ内のレイアウトにも注意しましょう。
特に、
を確認します。
陶器製のハウスや砂浴び容器など、重いものを不安定な床材の上に置くと、掘ったときに傾いたり落ちたりする可能性があります。
床材の量だけでなく、安全に生活できるレイアウトまでセットで考えましょう。
まとめ|ハムスターが潜れるくらい床材をたっぷり敷こう

ハムスターの床材は、20〜25cm以上をひとつの目安として、可能な範囲でしっかり深さを確保してあげましょう。
床材を深くすることで、ハムスターは潜ったり、トンネルを掘ったり、巣を作ったりと、本来の行動を楽しめます。
また、床材は毎回すべて交換するのではなく、普段は汚れた部分をこまめに取り除き、全体の掃除はケージの状態に合わせて行います。
ハムスターにとって床材は、単なる「敷物」ではありません。
安心して眠ったり、掘ったり、隠れたりするための大切な生活環境のひとつです。
かわいいハムちゃんが毎日快適に過ごせるように、床材の「種類」だけでなく「深さ」にも注目してみてくださいね🐹
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