「いつもよりうんちが小さい気がする…」
「昨日より数が少ないけれど、大丈夫かな?」
モルモットを飼っていると、ケージを掃除したときにうんちの大きさや量の変化に気づくことがあります。
モルモットのうんちは、毎日の体調を知るための大切なサインのひとつです。
少し形が違うだけですぐに病気とは限りませんが、食欲低下や消化管の動きの低下、歯のトラブルなどが隠れていることもあります。
この記事では、
について、わかりやすく解説します。
モルモットの健康なうんちはどんな形?

健康なモルモットのうんちは、一般的に細長く、ある程度大きさのそろった形をしています。
適度な硬さがあり、つまんでも簡単には崩れないものが多いでしょう。
ただし、うんちの大きさや形には個体差があります。
大切なのは、
「ほかのモルモットと比べてどうか」ではなく、「その子のいつものうんちと比べて変化していないか」
を見ることです。
毎日のケージ掃除は、うんちをチェックできる絶好のタイミングです。
モルモットのうんちが小さくなる原因

モルモットのうんちがいつもより小さくなった場合、いくつかの原因が考えられます。
牧草や食事を食べる量が減っている
まず確認したいのが食事量です。
モルモットは牧草などの繊維質を食べることで、消化管の動きを維持しています。
食べる量が少なくなると便として排出される量も減り、うんちが小さくなったり少なくなったりすることがあります。
「ペレットや野菜は食べているから大丈夫」と思っていても、実は牧草を食べる量だけ減っている場合もあります。
牧草がどのくらい減っているかも確認しましょう。
水分摂取量が減っている
水を飲む量が減っている場合も、便の状態に影響することがあります。
給水ボトルを使用している場合は、
を確認してみましょう。
給水ボトルに水が入っていても、飲み口のトラブルで水が出にくくなっていることがあります。
歯のトラブルで食べにくくなっている
モルモットの歯は伸び続けるため、歯のトラブルが原因で食事量が減ることがあります。
特に奥歯の異常は、飼い主さんが見ただけではわかりにくい場合があります。
などがみられる場合は注意が必要です。
うんちが「少ない」ときも注意

うんちの大きさだけでなく、排便量が明らかに減っている場合も見逃したくない変化です。
モルモットは普段たくさんのうんちをするため、ケージ掃除のときに「今日は明らかに少ない」と感じることがあります。
その場合は、まず食欲を確認しましょう。
食事量が減れば、当然うんちの量も減ってきます。
さらに消化管の動きそのものが低下している可能性もあるため、「うんちが少ない+食欲がない」場合は特に注意が必要です。
ストレスで食欲が落ちることも
モルモットは環境の変化に敏感な動物です。
例えば、
などがきっかけとなり、食欲が落ちることがあります。
その結果、うんちが小さくなったり少なくなったりすることもあります。
ただし、「ストレスだろう」と決めつけるのはおすすめできません。
体調不良が原因で食べられなくなっている可能性も考えましょう。
うんちが小さい・少ないときに確認したい5つのポイント

「いつもと違う」と感じたら、うんちだけを見るのではなくモルモット全体の状態を確認します。
① 食欲
最も確認したいポイントのひとつです。
牧草・ペレット・野菜などをいつも通り食べているか確認しましょう。
特に牧草の食べる量が減っていないかをチェックしてください。
② 体重
見た目だけでは、モルモットの体重減少に気づきにくいことがあります。
そのため、普段から体重を測って記録しておくことがおすすめです。
「なんとなく痩せた気がする」ではなく、数字で変化を確認できます。
③ 元気
いつも通り歩いたり、牧草を食べたりしているでしょうか。
ハウスから出てこない、じっとしている、反応が鈍いなどの変化がないか確認します。
④ お腹の状態
お腹が普段より張っている、触られるのを嫌がるなどの変化にも注意しましょう。
無理にお腹を揉んだり強く押したりする必要はありません。
⑤ うんちの状態
大きさだけでなく、
なども確認します。
できれば写真を撮っておくと、動物病院を受診するときにも変化を説明しやすくなります。
こんな場合は動物病院へ

うんちが少し小さくても、元気や食欲があり、その後いつもの状態に戻ることもあります。
一方で、次のような症状を伴う場合は注意が必要です。
特に食べない・うんちが出ない・元気がないといった変化が重なっている場合は、長時間様子を見るのは避けましょう。
モルモットは体調不良を隠すことがあるため、飼い主さんが「いつもと違う」と気づいた時点で、すでに体調を崩している場合があります。
心配な症状がある場合は、できるだけ早めにモルモットを診察できる動物病院へ相談しましょう。
「明日まで様子を見よう」で大丈夫?

これはモルモットの状態によって異なります。
例えば、うんちが少し小さいだけで、
食欲がある・元気がある・体重が変わっていない・排便も続いている
という場合は、その後の変化を注意深く観察できるケースもあります。
一方、
うんちが小さい+食欲が落ちている
という場合は話が変わります。
さらに排便量も減っている場合は、消化管の動きが低下している可能性も考えられます。
「うんちが小さいかどうか」だけで判断せず、食欲・元気・体重・排便量をセットで見ることが大切です。
普段から「いつものうんち」を知っておこう

モルモットの体調変化を早く見つけるためには、元気なときの状態を知っておくことが大切です。
おすすめなのは、
体重・食欲・うんちの3つを毎日の健康チェックに取り入れること。
毎日細かく記録できなくても、
「今日も牧草をよく食べている」
「うんちはいつもの大きさ」
「体重も大きく変わっていない」
と確認する習慣をつけるだけでも違います。
ケージ掃除のときに捨ててしまううんちも、実はモルモットから届く大切な健康情報なのです。
まとめ|小さなうんちの変化を見逃さないで

モルモットのうんちが小さくなったり少なくなったりする背景には、食事量や水分摂取量の低下、歯のトラブル、ストレス、消化管の動きの低下などさまざまな原因が考えられます。
大切なのは、うんちだけで判断しないことです。
食欲・元気・体重・排便量を一緒に確認しましょう。
特に、
「食べない」「うんちが出ない」「元気がない」
といった症状がみられる場合は注意が必要です。
普段から「いつものうんち」を知っておけば、小さな体調変化にも早く気づきやすくなります。
毎日のケージ掃除を、ぜひ健康チェックの時間として活用してみてくださいね。
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